プロモツール株式会社

香り・匂いによる販促、ブランディング

エンターテインメント

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

企画展
「毒をもつ生きものたち -生き残りをかけた大作戦!-」

地球誕生から私たちの生きる現代まで、自然環境の視点からその歴史を学ぶミュージアム

ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、茨城県坂東市にある「過去に学び、現在を識り、未来を測る」を基本理念のもと出発した茨城県立の自然史系博物館です。1994年(平成6年)11月13日に開館しました。
「茨城の風土に根ざした自然に関する総合的な社会教育機関」として、地域の博物館としての役割を重視しながらも、広い視野に立ち、地球環境問題にも目を向け、生物の多様性の保全を推進し、自然の素晴らしさや人間との関わりについて発信しています。
期間ごとに力を入れた企画展示を行っており、今回は毒をもつ生きものたちを、それぞれの毒の使い方とともに紹介する「毒をもつ生きものたち -生き残りをかけた大作戦!-」を実施しています。

そんな企画展では今回、スカンクの出すにおいの香り玉が入ったボックスが置かれ、蓋を開けるとスカンクの出すにおいが嗅げるようになっています。
におい展示をすることになった経緯や、実際に展示してみての感想などを教育課 主任学芸主事 動物担当 加倉田様にお話を伺いました。

 ー においの展示を導入しようと思ったきっかけや経緯などお聞かせください


「さまざまな毒をもつ生きものを紹介する中で、展示を見るだけでなく、体験することでより楽しく毒をもつ生きものについて理解していただけると思い、スカンクの出すにおいの展示をしようと考えました。

コロナ禍でハンズオン(参加体験型)の展示は難しい状況ですが、セントONEを利用することで、 ボタンを押すとにおいが出てくるので来場者に感染対策していただきながら、マスク越しに感じてもらえるのではないかと考えたからです。」


 ー 放香しているにおいについてお聞かせください

「館職員からもスカンクの出すにおいの再現性について高い評価をいただきました。においに対する反応は人による感受性の差がありますが、実体験できるという特性から本企画展の展示物の1つのスパイスとしても好評をいただいています。」

 ー においの展示を導入して、どういった効果があったかお聞かせください


「お子様から、大人まで様々な方々に体験いただき、楽しみながら生き物のことを学んでいただけているように感じました。においに敏感な方は、悶絶したような声が聞こえ、また 『思っていたよりも臭くない』などイメージとリアルの違いを感じていただくお客様も多いです。」

スカンクの出すにおい

調香師より

スカンクのオナラは、ガスにニンニクやネギのような刺激臭を足したにおいです。 刺激臭は少量でとても広範囲ににおいが広がりますが、展示方法に合わせてにおいの強さをコントロールしながら調香することが難しかったです。 実際に嗅いだ経験があるからこそリアリティーのあるにおいに仕上がっているので、是非体感してください。

ミュージアムパーク茨城県自然博物館 「毒をもつ生きものたち -生き残りをかけた大作戦!-」

会期:2021年7月10日(土)〜2021年9月20日(月・祝)
※土・日・祝日は事前予約が必要。 茨城県非常事態宣言により、9月12日(日)まで臨時休館中。なお、9月13日(月)は通常休館日です。※感染状況により更に延長する場合もありますので公式HPでご確認願います。

時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

住所:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
〒306-0622 茨城県坂東市大崎700  TEL:0297(38)2000  FAX:0297(38)1999
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/

※2021年9月現在の導入事例です。期間により終了している場合がございます。

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